50代ぼっち主婦。親しい友人ゼロ。
更年期で身体がつらいし、引きこもり気味で友人も作れない。
同じような人、いるかな…
はい!ここにいます。
申し遅れました。50代ぼっち主婦歴5年のたまきと申します。
知り合いゼロ。話し相手は夫だけ。息子は遠く離れており、電話で話すのみです。
誰一人知らない土地に引っ越してきて、さらに今は更年期症状もあるため、外で仕事をしていません。習い事やジムには通っていますが、友人ができません。ほんとうに知り合いが一人もいないのです。
以前住んでいた土地の友人もごくわずかで、最近はあまり連絡を取っていません。このような状況が5年も続いており、ついに6年目に突入しました。
ぼっち主婦歴5年の日常
ぼっち主婦の平日は、毎日ほとんど同じことの繰り返しです。
- 朝、夫を送り出す
- 1人で朝食を食べる
- 洗濯、掃除、買い物(又はジムやヨガ教室等へ行く)
- 1人で昼食
- YouTube、メルカリ、SNSなどを見たり、読書をしたり(1回目)
- 1人でおやつタイム
- メルカリ出品
- パソコンでブログ執筆(このブログですね)
- 夫帰宅、夕食
- YouTube、メルカリ、SNSなどを見たり、読書をしたり(2回目)
- 入浴、就寝
と、こんな感じです。
毎日毎日ほぼ、この繰り返しです。家族以外で時々話すのは、毎月行く美容室のスタッフさんぐらい。こんな生活にも慣れました。
「ジムやヨガ教室に行っているのに、誰とも話さないの?」こんな疑問を持ったかもしれません。これについては、次の章でお話します。
なぜぼっち主婦なのか
世の中には、ぼっち主婦の人はたくさんいると思いますし、理由もさまざまだと思います。私自身は、知らない土地へやってきた時には、すでに子供が大きくなって別に住んでいたため、子供を通したママ友というのができませんでした。
私自身の性格も、それほど社交的ではありません。ジム、ヨガ教室にも通っていますが、どちらも黙々とやっており、周りを見渡しても、友達同士で来ている人を除いて、同じように黙々とやっている人が多いです。そのような中では、気軽に話しかけるというのはかなり勇気が要りますし、浮いてしまいそうです。
また現在住んでいるところは、どちらかと言うと地方の小都市で、聞くところによるとかなり保守的で、いわゆる「よそ者を簡単には入れない」という土地のようです。気軽に話しかける人が少ないと感じるのは、そういった理由もあるかもしれません。
結論:孤独を楽しみ、自分自身をみつめよう
私は、ある時から、知り合いや友人を作ることを完全に諦めました。
そのかわり、孤独を楽しみ、「自分自身をみつめる」ことにしたのです。
- 無理に友人を作ろうとしても疲れるだけだし、だったら、この「ぼっち」を楽しんじゃえ!
- どうせなら、これまでやってこなかった【自分自身をみつめる作業】というのをやってみよう!
このように決めました。
- 孤独は、自分自身をみつめる最高の時間である
そう思ったら、それまでの焦る気持ちがなくなり、とてもラクになりました。「寂しいと言えば寂しいけど、寂しくないと言えば、寂しくない」と感じるのは、このような理由によるものです。
ぼっちになってよかったこと
わずらわしい人間関係からの開放
ぼっちになってよかったことの1つは、「わずらわしい人間関係から解放された」ということです。
私自身、もともと人付き合いが得意ではなかったものの、子供を通したママ友や、働いていた頃の職場の人達、学生時代の友人などがそれなりにはいました。しかし、中には「面倒だな…」という付き合いもありました。
一番面倒だったのは何かと言うと、やはり「マウントしてくるママ友や昔の同級生」が数名いたことです。悪い人達ではないのですが、ランチやお茶に誘われると、必ず「誰かのうわさ話」や、私に対しても「いろいろと詮索してくる」ということがあり、あまり気分のいいものではありませんでした。
しかし、5年前に知らない土地へやってきてからは、そういったわずらわしい人間関係が皆無になりました。今まで感じていた「嫌な気分」が、なくなったのです。
親兄弟との関係も同じで、決して仲が悪いというわけではないものの、やはり親との確執だったり、兄弟との関係にも正直「面倒だな」と感じることがありました。今は最低限の連絡でよくなり、本当に楽になりました。
やりたいことにまい進できる
私はこれまで、趣味らしい趣味がありませんでした。
それが、「ぼっち」になったことで、はっきりと「これが好き」ということが見えてきたのです。50代半ばになって、ようやく人に「趣味です」と言えるものができました。それは何かと言うと「ボウリング」そして「北欧食器」、「メルカリ」です。
ボウリングは、土日に夫と行っています。夫は若いころからボウリングをやっていたので、私よりはるかに上手ですが、とにかく早く上手になって夫に追いつきたいと思ってやっています。真剣です。(もちろん、マイボウル持ってます!)
北欧食器も大好きになりました。食器そのものも好きですが、やはり北欧食器に惹かれます。毎日北欧食器に食事を盛り付けるのが楽しいです。まったく飽きないですし、お財布と相談しながら少しずつ増やしていきたいです。
メルカリはもともと息子に教えてもらったのがきっかけで、6年くらいやっています。途中で1年くらいやっていなかったり、出品せず買ってばかりいた時期もありましたが、今は毎日のように何かしら出品したり、発送していることが多いです。
以前の私は、ボウリングをやろうなんて思ったことは、一度もありませんでした。子供の頃に1,2回行ったきりです。また、北欧食器は、本当は興味があるのに「お金がかかる」と、見ないようにしていました。メルカリも、ここまでハマるとは思っていませんでした。
「ぼっち」になって時間ができ、自分自身を見つめなおすことができたからこそ、このように50代半ばでようやく好きなことに気づいたのだと思います。今は堂々と「これが好きです」と言うことができます。
本当に寂しくないのか?
そうですね…「それほど寂しくはない」です。
正直、時々は「ちょっと寂しいな」と感じることも、年に数回はあります。全く寂しくない!!!と言うつもりはありません。やはり人間は、大なり小なりどこかで集団を求めるようなところがありますから。
でも、「ぼっち」を受け入れたことで、見えてきたことがあったのが、とてもよかったと思っています。
見え始めた60代…老後をどうするか
今は「ぼっち」でもいいのですが、ぼんやりと見え始めた60代、70代、、、はいったいどうするのか。それについての答えは、しばらくの間ありませんでした。
しかし、たまたまYouTubeで紹介されていた本「孤独こそ最高の老後」で、私はとても救われた思いがしました。
「いくつになっても、ぼっち万歳!」です。もちろん、そんな中で気の置けない友人ができたら、それはそれでよいとも思います。つまり、どちらでもいいのです。ぼっちだからダメではない。友人がいるからいいとも限らない。
◎今ぼっちなら、思い切りぼっちを楽しもう!
◎自分の好きなことにまい進しよう!
YouTubeで紹介されていたこちらの本、ご興味のある方は、ぜひお読み下さい。おすすめです。
まとめ:ぼっち主婦は最高です
孤独は、自分を見つめる最高の時間である。
70代、80代になって「急に」孤独になるより、今のうちに孤独を受け入れ、孤独を楽しもう。
ぼっちだからって、悩んでいる時間がもったいない。
今のうちに、好きなことにまい進しよう。
「ぼっち主婦、最高です!」