片頭痛歴は15年以上…
現在50代ですが、30代の半ばから、酷い片頭痛に悩まされてきました。
そんな私ですが、実は片頭痛が3分の1くらいに減りました。
まったくなくなってはいないものの、私にとっては劇的な変化です!
苦しみが3分の1減っただけでも、今、とても元気です。
おかげで、パートにも出られるようになりました。
ではなぜ、片頭痛を減らせたのか?
ぜひ最後までお読み下さい。
片頭痛で悩んでいる方に、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。
【片頭痛=人生】に絶望していた
以下は、4年前に書いたブログです。
「片頭痛のおかげで、一度しかない人生の
いったい、どのくらいの時間を損しているのだろう。
薬を飲んで痛みを抑えるしかない現状。
いい加減、本当に本当に、嫌気がさす。
自分、こんな人生、1ミリも望んでない!!!」
殴り書きのような、ひどいブログですね(笑)
けれど、私と同じように片頭痛で苦しんでいる人には、わかってもらえるのではないかと思います。
片頭痛歴15年。
毎週のように襲ってくる片頭痛に苦しみ、
「原因は何なのか?」
「どうしたら治るのか?」
と考え、調べて、実践しても、
まったく良くならなかったのです。
片頭痛が出るたびに寝込み、薬を飲み、ひたすら耐える日々。
絶望しかありませんでした。
片頭痛の苦しみは、痛みというより【恐怖でしかないもの】
前出のように、誰にもわかってもらえない片頭痛の苦しみを、当時は別のブログに書いていました。
その頃、片頭痛を「いつ襲ってくるかわからない、得体の知れない病気」だと感じていたのです。
いつも不安でしたし、片頭痛がすこしでも出始めるたび、
「きた…」と大きな恐怖を感じていました。
そして当時は、いくら考えても、片頭痛の原因がわからなかったのです。
ある日、痛み止めが効かなくなった
最初の頃はロキソニンを服用すると、なんとか効いていましたが、途中からまったく効かなくなりました。
痛みがひどくなると吐き気も出て、1日中横になっていることもしばしば。
仕事を休んだこともありましたし、勤務中に片頭痛が出た時は、休憩室で休ませてもらったことも何度かあります。
そのたびに自己嫌悪に陥りました。
「いつまで続くのだろう」
入口の見えない、暗いトンネルの中を歩いているようでした。
引っ越し当日、片頭痛で動けなくなる
引っ越し当日、朝から片頭痛が出てしまったこともあります。
「よりによって…」
引っ越し業者さんが作業をしている中、最後までベッドで横になっていました。
「ベッドは最後に運びますから、寝ててください」
新居に到着すると、真っ先にベッドと布団を出してくれ
「作業でうるさいかもしれませんが、寝ててください」
優しいスタッフさんには、感謝しかありませんでした。
頭痛外来で新しい薬を処方される
頭痛外来に行き、CTなどいくつか検査をして、最終的に「片頭痛ですね」と言われました。
そこで処方されたのが「ゾーミッグ」という薬です。
この薬は、飲むタイミングが大事なんですよね。
早すぎても遅すぎても、上手く効いてくれません。
一度、旅行先で急に片頭痛が出て、薬を飲むタイミングを逃し我慢していたら、吐き気が出てしまったことがありました。
慌ててホテルに戻りましたが、その日は終日寝込んでしまい、ダウン。最悪な思い出です。
ただ、この「ゾーミッグ」は、タイミングさえ間違わなければ、ほぼ効くということがわかったので、それからは片頭痛が出るたび服用することになります。
もちろん今でも、外出時には必ず持ち歩いています。
原因がわからないから、ますます不安になる
片頭痛の原因として、よく言われているのが
- 天気(気圧)
- ストレス
- 首、肩の凝り
- 疲労
- 食べ物
- 音、光
- におい
など、多種多様です。
しかし、私自身、これと言ってはっきりとした原因がわかりませんでした。
食べ物かもしれないと思った時は、
- カフェイン(コーヒー、緑茶)
- チョコレート
- チーズ
- 小麦製品(パン、パスタ、うどん)
などを食べないようにした時期もありましたが、ほとんど効果は感じられませんでした。
また、天気(気圧)かもしれないと思い、天気痛アプリで毎日気圧をチェックしたりもしました。
しかし私の場合、天気や気圧の変化と片頭痛の発生は、あまり関係ないように思えました。
原因がわからないので、ますます不安になっていきました。
さらに色々なことを試した【効果があったものとなかったもの】
食べ物や気圧チェック以外にも、いろいろなことを試してきました。
これまで私が試してきたことを全部書いてみます。
- ヨガ
- 筋トレ
- 整体、マッサージ
- 片頭痛体操
- ツボ押し
- 枕を変える
- 漢方薬
この中で、私の場合、はっきりと効果を自覚できたのは
「枕を変える」そして「漢方薬」だったのです。
一番最初に効果を実感した「枕の調整」
枕は、それこそたくさん試しました。
よいと聞けば、少々高くても無理して購入しました。
けれど、高いからと言って、自分に合うとは限りません。
5万円ほどするオーダーメイドの枕は、店舗で調整してもらうと良い感じに思えるのですが、なぜか自分のベッドで寝ると、必ず寝起きに首や肩が痛くなり、寝起きから片頭痛が出まくりでした。
また、医師監修の枕も、ネットの口コミはとてもよかったのですが、やっぱり首と肩が痛くなり自分には合わなかったです。
最終的に落ち着いたのは、今使っている「ニトリの枕」です。
正直、ダメもとで選びましたので、ぜんぜん期待をしていませんでした。
1年以上使っていますが、とても調子がよいです。自分には合っているのだと思います。
私の場合、片頭痛が軽減した理由の1つは、まちがいなく「枕の調整」だと思います。
漢方薬が効いた
私の場合、ゾーミッグとともに、病院では決まって「加味逍遙散」が出されました。2年くらい服用しましたが、特に効いているとは思えませんでした。
そこで、Xで見た漢方薬局に連絡をしてみたところ、私の体質に合った漢方を選んでいただきました。
月1回調整をして何度か種類が変わりましたが、最終的に落ち着いたのが今も服用している「田七人参」です。
田七人参を飲み始めて半年くらいから、片頭痛の回数は同じものの、
「酷い片頭痛が減ってきた!」と感じました。
つまり、片頭痛が起きても、比較的「軽い」ものが多くなってきたのです。
その後も服用を続け、田七人参を飲むようになって3年経ちますが、月に5、6回は出ていた酷い片頭痛は、半分以下の2,3回くらいに減っています。
月によっては1回だけ、ということもあります。
私は毎回漢方薬局から田七人参を送ってもらっており、市販のものなので保険が利かないのですが、私には合っているようなので、しばらくは続けるつもりです。
おかげで、パートに出れるまでに元気になりました!
まとめ
いかがだったでしょうか。
私の場合は、
- 枕
- 漢方薬
この2つがポイントでした。
片頭痛の原因はさまざまで、人により効果があるもの・ないものが違うと思いますが、あきらめずに色々と試していただきたいです。
片頭痛の痛み、苦しみは、なった人じゃないと分かりません。
ぜひ皆様も、片頭痛が軽減しますように!
少しでも参考になれば幸いです!